- 1 海江田三郎 ★ 2016/02/11(木) 11:11:56.24 ID:CAP_USER.net
- http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2700187.html
10日も東京株式市場では平均株価が一時、650円以上値下がりしました。
背景には、好調だったアメリカも含め、世界の経済全体が減速しているとの懸念があります。
こうした中、安全な資産としての金が注目されています。
10日午前、証券会社のディーリングルーム。
「1万6000円を割りました」
9日に900円以上下がった日経平均株価が10日も急落。午後には、一時、650円以上下げる場面もありました。
「為替が落ち着かない、だから株が落ち着かない、だから(株を)買えないという構図」
(東海東京証券 国内証券営業推進部 静間康禎部長)
終値で1万6000円台を割り込んだのは1年3か月ぶりの出来事です。
「奈落の底ですね」
「どこまで(株価は)下がるのか」(街の人)
なぜ、ここまで下がってしまったのでしょうか?震源地の一つはドイツです。
ドイツ最大のドイツ銀行の社債について、「利払いができなくなる可能性がある」という観測が出たのです。
ドイツ銀行は即座に否定したものの、金融機関への不安はヨーロッパ全体に広がりました。
さらに、アメリカでも・・・これまで好調と言われてきたアメリカ経済ですが、
原油価格の下落からエネルギー関連の会社の信用不安がささやかれるなど、
先行きへの懸念が広がり始めたのです。こうした中で、比較的安全とされる円が買われ、円高に。
日本の輸出企業への打撃が株価に影響しているのです。
行き場のなくなった世界のマネー。新たな投資先として、あるものに注目が集まっています。
金です。こちらの店では、マイナス金利や株安を受けて、この1週間で問い合わせが2倍に。金相場も急上昇しています。
「金には金利がつかないデメリットがあるが、(日銀の)マイナス金利の導入でその弱点が逆になくなる」
(第一商品 本店営業部 野上陽一部長)
ほかにも、安全とされる日本国債は、仮に金利がマイナスでも買おうという動きが広がり、
10年物の国債の利回りは、9日に続き、一時、マイナス0.035%となり、過去最低を記録しました。
いわゆる「黒田バズーカ第2弾」を決定した日の水準まで戻った株価。今後は・・・
「株式市場で、アベノミクスの終了とまでは言わないが、一旦、手じまいみたいなところが出ている」
(東海東京証券 国内証券営業推進部 静間康禎部長)
もはや日本の金融緩和だけではどうにもならない世界経済を駆けめぐる不安。
各国政府の対応で流れを変えることができるのでしょうか?(10日16:37)
【金相場急上昇、株安・マイナス金利で安全資産としての金に注目集まる】の続きを読む